コックピットのないシミュレーター

フル機能の専用シムレーシング用PC、例えば、CSL CockpitやCSL Racing EditionのようなPCがあれば、最も没入感のあるドライビング体験が実現しますが、スペースの制限や、バーチャルレーシングの世界を始めたばかりであるなどの理由で、このオプションがすべての人にとって現実的ではないかもしれません。

しかし、デスクにいながらでも素晴らしい結果とラップタイムを出すことは可能です。これが、経験豊富なシミュレーターレーサーのほとんどがバーチャルレーシングのキャリアをスタートさせる方法です。

デスクをコックピットに変えたいとお考えなら、ClubSport DD Table Clampは、CSL DD、ClubSport DD 、Gran Turismo® DD Proなどのホイールベースに最適なマウントソリューションを提供します。この製品は、テーブルの厚さ5mmから60mmまで、さまざまなマウント角度、さらには上下逆さまのマウントにも対応しており、カートレースやトラック運転シミュレーションに最適です。

テーブルクランプを使用する場合は、デスクが頑丈であるほど良いでしょう。テーブルクランプは、さまざまな表面に取り付けることができます。テーブルクランプを使用する場合は、デスクが頑丈であるほど、より良い運転体験が得られます。頑丈な表面を確保することで、詳細なフォースフィードバックの効果が向上します。これにより、発生する力が「ぐらつきによって失われる」ことが少なくなるからです。

ホイールベースのマウントに加え、ClubSportシフターテーブルクランプは、ワークスペースを本格的なコックピットに変えるためのさらなる可能性を提供します。その名の通り、この製品を使用すると、ClubSportシフターSQ V1.5をマウントすることができます。このシフターを使用すれば、あるいはClubSportハンドブレーキクランプアダプターを追加すれば、ClubSportハンドブレーキV2もセットアップの一部として使用することができます。

また、すでにElgato Stream Deckをお持ちの場合は、ボタンボックスもすぐに利用できます。Stream Deckはカスタマイズ性が高く、お使いの機器の機能を拡張するのに最適です。

デスクでペダルを踏んでレースをするのは、かなり難しいものです。床の表面やペダルの配置によっては、ペダルが大きく動いたり、滑ったりしやすくなります。特にブレーキをかけているときにその傾向が強くなります。

それを防ぐには、ペダルを壁に押し当てて滑りを最小限に抑えるようにしてください。それが不可能な場合は、古い箱やクリスマスにもらったけれど一度も読まなかった本などを利用してみてください。それらを壁とペダルの間に挟んでペダルを安定させます。

これは、当社のエントリーレベルのCSLペダルに最適です。CSLペダルロードセルキットのようにロードセルを追加する場合、またはCSL Elite Pedals V2 やClubSport Pedals V3のようにロードセルがすでにインストールされているペダルセットの場合、少し複雑になります。

一般的に、ロードセルペダルは磁気ホールセンサーやポテンショメータを使用するペダルよりもはるかに「硬い」ものです。そのため、ペダルの移動距離ではなく、ペダルに加える力や圧力によってブレーキ力が文字通り左右されます。しかし、この必要な力を簡単に微調整することができます。FanatecロードセルペダルをFanatecホイールベースに接続している場合、この「ブレーキ力」はホイールベースのチューニングメニューで調整できます。チューニングメニューの値が低いほど、完全なブレーキ入力に必要な力が少なくなります。